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6畳間とビールと私

社会人4年目OLの一人暮らし日記

DALI ダリ展@京都市美術館

salvador-dali.jp

 

たまたま見た、ルー大柴のポスターを見て行くことを決意し、お盆休みを活用して行って参りました。

 

半年前程に行った岡崎美術館の近く、京都市美術館へ初めて行ったんですが
大きい and デカい鳥居がすぐ側にある and 建物が立派
っていうだけで、まずテンションがあがる(笑)

 

数年前に葛飾北斎の展覧会へ行ったとき、音声ガイドがめっちゃ良かったので今回も利用しました。声は竹中直人ルー大柴じゃなかった(´・ω・`)

全作品のガイドがある訳じゃなんだけど、タイトルの横に書かれている説明だけじゃダリの作品は解読不可能だったので、正直今回は音声ガイド無しだったら全然面白くなかったと思う!(なので勝手にオススメします)

 

では、以下感想をば。(ネタバレあるよ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダリが絵を描き始めた年代から、順を追って展示されてました。

私がダリについて知っていたことは「変なヒゲの人、変な絵を描く人」(時計がダランと溶けているようなやつね)だったんですが、いやぁ色んな時期を経たんだなぁ…とめっちゃ興味深かった。


有名な人(ピカソとか)を真似したり、自分の理論を確立したり、夫のいた女性と出会い、お互いに惹かれ合い、後々に結婚することになったり、日本が原爆落とされたことに衝撃を受けたり。

その過程明瞭で、分かりやすくて、これからダリの絵を何気なく見る機会があっても「あぁ、これはあの時期に描いた絵かもしれない」と予想が出来そうなほど、時期によって「別人か?」と思うほど、描いた絵が全然違うかった。

 

絵だけではなく、ブローチをデザインしたり、舞台の演出や衣装を手掛けたり、絵の描き方の本を作ったり、その才能はマルチで、でも独創的で。着眼点がすごいよね。全く理解は出来なかった(笑)作品を見て、タイトルを見て、クスッと吹き出したのは、生まれて初めてだったもんね(笑)

 

単純で、その時夢中になっていることには100%の情熱を注いで、その度に新しくゼロから初めて、徐々に自分のものにしていく過程が凄かった。エネルギー源と、尽きることない探求心が恰好いいよね、変人だけど。

 

ぶっ飛んでて、音声ガイドや説明文を読んでも理解は全然出来なくて「ダリはこう思ってたんですね、こう考えてこの作品を描いたんですね、なるほど」くらいの理解しか出来なかったけど。それぞれの作品はちゃんとダリ的理論にのっとって描かれたものなんよね、全部。ダリにとっては全部が、自分の意思を一貫している作品なんよね。きっと。だから、こんな時間を越えて、国を越えて展覧会をしても、沢山人が集まるのでしょう。

 

 

展示方法としては、何に(キャンバスなのか、紙なのか、木に描かれたものもありました)何で(鉛筆で、ボールペンで、油絵具で 等)が明記されてて非常に良かった。ミロのヴィーナスに引き出しがついてる作品(立体)があるのですが、フワフワの毛がついてて「これは…何?」と疑問に思ったけど、ちゃんと「ウサギの毛」って明記されてたから「あ、もしやこれは尻尾?」とか想像して楽しかったし。

 

 

個人的に一番好きな時期は、アメリカが日本に原爆を落としたことに衝撃を受け、そこから原子や分子などに関心を持った時期でした。何故かというと一番分かりやすかったから(笑)

 

絵のコンセプトとか、色の塗り方がシンプルなんだけどパキッとしてて、あんまり抽象的なものがなくて、たいへん好みでした。ただ、ダリは「サイの角」の形が好きだったらしく、それをモチーフにしたものが結構描かれていたけど、なんでサイの角なんだろうか…と、そこは理解出来なかった(笑)三角錐→サイの角。サイの角…もしかして調査したら、黄金比とかでめっちゃ理想的な形なのかもね。凡人には分からぬ。

 

 

上記の時期の絵のタッチも好きだけど、やっぱ終始思っていたのは「タイトルの付け方が変態だな!」ってこと!(笑)

 

端的なものから、はちゃめちゃなものまで。いや、はちゃめちゃなものでも分かるやつと分からんやつとあってさぁ…。

 

例えば『チェロに残酷な攻撃を加えるベッドと二つのナイトテーブル』は確かに残酷な攻撃を加えているから、はちゃめちゃだけ理解出来る。

 

『皿のない二つの目玉焼きを背に乗せ、ポルトガルパンのかけらを犯そうとしている平凡なフランスパン』は私にはちょっと分からなかった…(笑)

 

 


【まとめ】
作品を見てわかるように、ダリは変態だった!
でも、彼なりのルールに乗っ取り、素直で情熱的な芸術家だった!

 

 


美術を専攻していたわけでもないから、専門的なことは何一つ分からないですが
それでも感動したし、感激したし、興奮した2時間弱でした。